ねこのおきみやげ
昨夜は寝ていて何となく生き物の気配を感じていましたので(ははん、多分猫の奴また工房の中に入り込んだな…)とは思っていました。
明日は早朝から作業に取り掛かるのだからと気配を感じつつも、追い出しに時間を取られるのは癪だから「まあいいか」とほったらかしにして眠りに徹しました。
9月9日の福島行に間に合うように大きな作り物の制作に取り掛かっているので、今朝は4時ころから作業を開始したいと思っていました。そんな訳で起床したのが3時半。戸外にあるトイレに行き大小の用を足し、うす暗い工房内に戻ると奇妙なものがあるのです。
発見したのは今朝3時45分頃だから、今朝というよりは夕べの夜中というべきか、ともかく夜明け前の工房内です。
猫とはいっても飼い猫ではなく外猫というか野良なのです。
前回の時は工房内の通路の真ん中にひりだしてあって、それと知らずに私はそれをものの見事に踏んでしまいました。わたしは糞害に憤慨しました。情けないことにまさに見事なばかりに鮮やかにドジ踏んだのです。糞を踏んづけた経験は工房の外で一回ありますからそれを入れると二回目でした。
以来猫が入り込むと即追い出していたのでしたが、今回は見事にその監視の目をくぐっての挙行でした。
不幸中の幸いというべきは今回のおきみやげは毛布を半分の長さで切り分けてこれを小さくたたみ座布団代わりに使っているクッションの上にありました。
仮に立て看板を作って「猫、工房内に入るべからず」と表記しても猫は猫の都合で生きています。入り込んだは良いけれど戸締りされて外に出られないと解ると猫もパニックルのでしょうか。