目にも心にも美味しかったランチ
稲城市の百村にある居魚屋梅月でランチを食べた。「梅月御膳」を食しようと心づもりして入店した。13:00を少し廻っていたので、店内は混雑のピークを過ぎているだろうかと思って入店したが、甘かった。次々と入ってくる食事のオーダーをよどみなくこなしていく店長の全身からは神々しい程のオーラを感じた。
客席30席強の店内は入れ代わり立ち代わり次々と満席で一人客の私はウェイティングの縁台に座って順番を待った。店員さんから相席を勧められたが『時間がかかってもいいからカウンター席にしてください』と頼んだ。ここの店長のことは永山のお店~鶴川のお店の修行時代から知っていたのでカウンター越しに彼の仕事ぶりを見ながら食事したかったのである。
相変わらずというか益々磨きがかかった仕事ぶり、包丁捌き、注文捌き、定員たちへの的確な指示とアドバイス。身のこなしには無駄と戸惑いがない。しかもどの客席からなんの注文が来たか、その品物を出すにあたっての配慮や、タイムラグがあるにもかかわらず食事が済んで席を立ちレジに向かうお客さんの注文の品が何だったか、お勘定はいくらかなどを全部記憶しているのである。実に全くみごとな記憶力なのだ。
物語を暗記しようと精進している今の自分にとって大きな励みとエネルギーもいただいた今日の昼職だった。
by 09donpo11
| 2017-04-14 21:28
| 感動のおすそわけ