ばぶのばぶなひとときをご紹介します
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カテゴリ:ばぶさん童話( 113 )

ばぶさん童話 ごりちゃんとりらちゃんの『初めて書いた手紙』

ごりちゃんとりらちゃん より  
はじめてかいた手紙
きのうゴリラのごりちゃんが
ゴリラのりらちゃんに手紙を書きました。
“こんにちは。僕は元気です。りらちゃんも元気ですか。
今度一緒に遊ぼうね。”
と書きたかったのですが・・・。

『こんにちは。ぼくは げ・ん・き…』
ビリビリビリ
「あれれれれ。」
ごりちゃんは元気いっぱいに字を書いていたので
紙が途中で破けてしまいました。

「もっとじょうぶな紙にかこう」
ごりちゃんは部屋のあちこち探して、さがして、
「うん、このかみならだいじょうぶ」
『こんにちは。ぼくは げん…』
ぽきっ
「あらららら。」
今度は鉛筆が折れてしまいました。
「えーと、えーと…」
ごりちゃんは筆箱の中をがさごそ探して、
「あった、とんがったえんぴつ。
『こんにちは。ぼくはげんきです。
りらちゃんもげんきですか?
こんどいっしょに あそ』……えーと。」
ごりちゃんはえんぴつでおでこをぽりぽりこすりながら
「りらちゃんと、なにしてあそぼうかなぁ。
おままごと?
あーぶくたった?
それとも・・・。
ぶらんこ
すべりだい
じゃなかったら・・・。
かけっこ
おにごっこ
かくれんぼ
どんじゃんけん?
こいりおに?
・・・・・・
んーと、んーと。なんでもいいや。
こんどいっしょに あそぼうね・・・。
わーい、かけたぞ」
ごりちゃんは部屋の中をぐるりとゆっくり歩きながら
今書きあげた手紙を おすましした声で読みました。
「こんにちは。ぼくはげんきです。
りらちゃんもげんきですか?
こんどいっしょに あそぼうね。」
手紙を読み終えたごりちゃんは
嬉しくてうれしくてたまりません。

だって生まれて初めて自分ひとりで書けた手紙です。
ごりちゃんはこんどは椅子に座って背中を丸くして
一文字一文字指さし確かめながら 
ちいさな声でぶつぶつと読みました。
「こんにちは。ぼくはげんきです。
りらちゃんもげんきですか?
こんどいっしょに あそぼうね。・・・。
うっきー。」
ごりちゃんは目を閉じるとにっこり笑って
それから目をぱちっとあけました。
そして、ぴょんと椅子の上に飛び乗り、
胸を張って大きく息を吸って、
窓ガラスがびりびり震える位に
大きな おおきな声で読みました。
「こんにちは。ぼくはげんきでーす。
りらちゃんも げんき ですかー?
こんど いっしょに あそぼうね。」
あんまり大きな声だったので、
バス通りの向こう側の
公園のお砂場でままごとしていたりらちゃんが
返事をしました。
「いいわよ。あしたもいっしょに あそびましょ。」 
               
                   ~お・し・まい~

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by 09donpo11 | 2014-07-15 07:34 | ばぶさん童話 | Comments(0)

ばぶさん童話  ごりちゃんとりらちゃんの『ちょっとだけ』


ごりちゃんとりらちゃんの『ちょっとだけ』 

 

ごりちゃんとりらちゃんはとっても仲良しです。
たまにちょっとだけ喧嘩することもありますが、
すぐに元の仲良しに戻ってあそびます。
だってひとりであそぶのより、二人であそぶ方が
だんぜん楽しいことを知っているからです。

ごりちゃんは りらちゃんよりもちょっとだけ体重が重いです。
りらちゃんは ごりちゃんよりもちょっとだけ背が高いです。

ごりちゃんは りらちゃんよりもちょっとだけ
手のひらが大きいです。
りらちゃんの足の親指は ごりちゃんの足の親指よりも
ちょっとだけ大きいです。

ごりちゃんは りらちゃんよりもちょっとだけおしゃれです。
りらちゃんは ごりちゃんよりもちょっとだけおしゃべりです。

ごりちゃんは りらちゃんよりもちょっとだけこわがりです。
りらちゃんは ごりちゃんよりもちょっとだけあわてんぼです。

ごりちゃんは りらちゃんよりもちょっとだけ
でたらめ歌が得意です。
高い声も低い声も大きな声も
うんとちっちゃなちっちゃな声も出せるからです。
りらちゃんは ごりちゃんよりもちょっとだけ
こわい顔が上手です。 眉毛を上げたり下げたり
目をまん丸にしたり三角にしたりするのが上手だからです。

ごりちゃんもりらちゃんもおんなじくらいまつ毛が長いです。
ごりちゃんもりらちゃんもおんなじくらいウインクが上手です。
ウインクってあの片目だけつぶるあれです。

みぎ、ひだり、みぎ、ひだり、
ひだりひだり、みぎひだり、みぎみぎ。
こんなの簡単にできちゃうんですよ。

ある日りらちゃんがウインク体操というのを作りました。
すると、ごりちゃんたらそれを見ながらあっというまに
ウインク体操の歌とメロディを作りました。

♪ ウインクたいそう ウインクたいそう いちにっさん
  にっさんにっさん いちにっさん
  みぎみぎひだり ひだりみぎ
  みぎみぎひだり みぎひだり
  ひだりっひだりっ み~ぎみ~ぎ み~ぎ・ひだりっ 
  ひだりっひだりっ みぎみぎ みぎみぎ ひだり~・みぎっ
  めだまをぐるぐる みぎま~わり
  めだまをぐるぐる ひだりま~わりっ (ちゃんちゃん)♪

はぁ、ちょっとくたびれたね」
「はっはっはっはっはっはっはっは」
と二人して大笑いしました。
その時誰かの笑い声も聞こえてきました。

ごりちゃんとりらちゃんが周りを見回して
気が付くとすずめもからすもダンゴムシも
はっぱのかげでデンデンムシも
みんなして一緒にごりちゃんりらちゃんのまねっこして
ウインク体操していたんです。
「はっはっはっはっはっはっはっは」
「はっはっはっはっはっはっはっは」
大きなおおきな大笑いでした。
      

               ~お・し・まい~


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by 09donpo11 | 2014-07-14 00:01 | ばぶさん童話 | Comments(0)

ばぶさん童話 ゴリラママさんの『ちょっとちょっと』

ゴリラママさんの 『ちょっと、ちょっと』

(1)
ちょっと背中がかゆいので
ゴリラママさんは ググッと思い切り
左腕を伸ばしました。
痒いところに簡単に手が届きました。
ぽりぽりぽり
「ああ、きもちいい」


肩をぐるぐる回して
首をこきこき動かして
それから右腕を伸ばしてみましたら
こんどもやっぱり痒いところに簡単に手が届きました。
ぽりぽりぽり
「うう~~ん、きもちいい」

気が付くと目の前にレモンの木がありました。
木にはレモンが沢山実っていました。

ママさんが腕を伸ばしてレモンを一つ取ろうとしましたら
レモンの木は枝をひょいと高く持ち上げました。
ゴリラママさんは今度はちょっとジャンプして
レモンの実を取ろうとしました。
するとレモンの木は枝をくいっと高く持ち上げました。

「ちょっと、ちょっと、レモンの木さん。
なんか、いじわるしていません?ぷんぷん」

するとレモンの木はひょいと横を向いて
知らんぷりの聴こえないふりをしました。
そこでゴリラママさんはレモンの木の枝の脇の下を
こちょこちょこちょ
っと、くすぐりました。

レモンの木は
「わはぁ~、こちょばったぁ~~い」
ばらばらばらばらっとレモンの実を全部
枝から落としてしまいました。

ゴリラママさんはレモンの実を拾うとクンクンにおいをかぎました。
「うう~ん、いいかおり。これはきっとおいしいわ」

ちょっとお腹がすいたので
レモンを一個ぱっくんとまるごと食べました。
「うっき~~。すっぱい」

   (2)
レモンの木の隣にバナナの木がありました。
見上げるとおいしそうなバナナが沢山実っていました。
ちょっとお腹がすいたので
「よいしょ よいしょ よいしょ」 
バナナの木に登りました。
きちょうめんなバナナの木の上で
くいしんぼうのゴリラママさんは
「ちょっと、ちょっと、どうしましょう」


どれもこれもみんな美味しそうなバナナです。
おいしそうなバナナを二本とりました。
「みぎのほっぺとひだりのほっぺにいっぽんずつね」

かわをむいて
かわをむいて かわをむいて
ぱっくんと 食べました。
もぐもぐもぐ もぐもぐもぐ
それから 皮も食べました。
むしゃ むしゃ むちゃ むちゃ ごっくん。
「あっあぁ~~、おいしい」
と目をうるうるさせて言いました。

   (3)              
ちょっと眠たくなったので  
ゴリラママさんは あくびをひとつ
「ふわぁ~~~っ」
いつもの木の上のベットで
ごろりと横になりました。
「うと うと うと・・・」

ぶぅ~~~ん ちょん。
ハエが一匹ほっぺたにとまりました。
「むにゃむにゃむにゃ」とゴリラママさん。
手のひらでほっぺたをふわりとはらいました。

ぶぅ~~~ん ちょん。
ハエは ゴリラママさんのくちびるにとまると 
「ペロペロペロ。ペロペロペロ」
バナナのかすを なめました。

ゴリラママさんは
「あらあたしをきれいにしてくれるの?」
ハエがなめやすいように
くちびるをもにょもにょ動かしてあげました。

                     ~お・し・まい~


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by 09donpo11 | 2014-07-13 00:00 | ばぶさん童話 | Comments(0)

ばぶさん童話 ゴリラパパさんの 『ちょっと』


ごりらぱぱさんの 『ちょっと』
   (1)
ちょっと背中がかゆいので
ごりらぱぱさんは ググッと思い切り
左腕を伸ばしてみましたが
あとちょっとだけ届きません。
両肩をぐるぐる回して
首をこきこき動かして
それから右腕を伸ばしてみましたが
こんどもやっぱりあとちょっと届きません。

「うう~~ん、か・ゆ・い」
気が付くと目の前にレモンの木がありました。

きちょうめんなレモンの木の幹に
背中をゴリッとこすりました。
「あはぁあ きもちが いい」 
ひざを曲げたり伸ばしたりして
ゴリ ゴリ ゴリ

その時 ぴゅううん こっつん
とレモンの実が一個あたまにあたって
手のひらの中に落ちました。

クンクンにおいをかぎました。
「うう~ん、いいかおり。これはきっとおいしいぞ」

ちょっとお腹がすいたので
ぱっくんとまるごと食べました。
「うっひょ~~。すっぱい」

   (2)
レモンの木の隣にバナナの木がありました。
見上げるとおいしそうなバナナが沢山実っていました。
ちょっとお腹がすいたので
「よいしょ よいしょ よいしょ」 
ってバナナの木に登りました。
きちょうめんなバナナの木の上で
くいしんぼうのゴリラパパさんは
いちばんおいしそうなバナナを
一本だけとりました。

かわをむいて
かわをむいて かわをむいて
ぱっくんと 食べました。
もぐもぐもぐ もぐもぐもぐ
それから 皮も食べました。
むしゃ むしゃ むちゃ むちゃ ごっくん。
「あっあぁ~~、おいしい」
と目をうるうるさせて言いました。

   (3)              
ちょっと眠たくなったので  
ゴリラパパさんは おおあくびをひとつ
「ふわぁ~~~っ」
いつもの木の上のベットで
はっぱをきちんと並べなおして
ごろりと横になりました。
「うと うと うと・・・」

ぶぅ~~~ん ちょん。
ハエが一匹ほっぺたにとまりました。
「むにゃむにゃむにゃ」とゴリラパパさん。
手のひらでほっぺたをふわりとはらいました。

ぶぅ~~~ん ちょん。
ハエは パパさんのくちびるにとまると 
「ペロペロペロ。ペロペロペロ」
バナナのかすを なめました。

ゴリラパパさんはくちびるをもにょもにょ動かして
ぽりぽりと人さし指でこすりました。

ぶぅ~~~ん ちょん。
ハエはゴリラパパさんの鼻のてっぺんに留まると
『おいっちにぃ さんしぃ にぃにぃ さんし』
食後の体操をしました。

ゴリラパパさんは薄目をあけるとつぶやきました。
「うるさいやつだ」
とハエをにらみつけました。
にらまれてもハエは全然気にしません。
両目をカッと見開いてもっとにらみつけました。
それでもハエは知らんぷり。
あんまりじいっとにらんだので 目が寄り眼になっています。

ゴリラパパさんは そおっと そおっと 手を握りしめ 
グゥのパンチをつくると 

ガツンッ

「あいたた たった。あいたた たったぁ。 
うぅおおお、いってぇええ」

すっかり目が覚めてしましました。
               ~ お・し・まい ~


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by 09donpo11 | 2014-07-12 08:36 | ばぶさん童話 | Comments(0)

ばぶさん童話 お話ぐるりんりん (おおなわとび)

☆年少組を対象に書きました。8つの独立した短いお話が次のお話へとバトンタッチしていく循環童話集です。

おおなわとび  

ウサギのぴょんと別れた黒猫のミャーがロープをずるずる引きずって
歩いていくと
そこへリスのチャラ、チュラ、チョロの三兄弟と
子犬のケンちゃんがやってきました。 
「みんなでなんかしてあそぼうか」
「そうだこのロープをほどいておおなわとびしよう。」
そこでみんなはじゃんけんをしました。
リスのチャラ、チュラ、チョロの三兄弟と子犬のケンちゃんが
ロープを回す人になりました。
最初に黒猫のミャーくんが跳びます。
ミャーは、まるでバレエダンサーみたいにかろやかに
踊るようにとびました。
しかも、フィギュアスケートの選手みたいに跳びながら
三回転くるくる回ったり手足を伸ばしたり曲げたり。
♪ ゆうびんやさん、おとしもの、ひろってあげましょ
  いちまーい、にーまい、さんまい、よんまい、ごまいー、
  ろくまい、ななまい・はちまい・きゅーまい・じゅーまい、
  ありがとう ♪
その次はリスのチャラ、チュラ、チョロの三兄弟が跳びました。
♪ ゆうびんやさん、・・・  ♪
リスのチャラ、チュラ、チョロの三兄弟はとってもかろやかに
ピョンピョン跳びました。
おしまいは子犬のケンちゃんの番です。
♪ ゆうびんやさん、おとしもの、ひろってあげましょ
 いちまーい、にーまい、さんまい、・・・
いちまーい、にーまい、さんまい、・・・いちまーい、にっ ♪
「ちょっとけんちゃん、なんかうたがへんだよ。」
「そうだよ。かぞえかたがちがうよ」
「・・・だってぼく」
「だってなんなのさ?」
「ぼく、さんまでしかかぞえられないんだもん」
「それなら、みんなでうたってあげるから、だいじょうぶさ」
「ありがとう。」
こうしてケンちゃんも最後まで上手に跳べました。
しかもケンちゃんは十までの数の数え方もすっかり覚えました。
みんなは大縄跳びをおしまいにするとさよならしました。
ケンちゃんの嬉しそうな歌声が響きます。
♪ ゆうびんやさん、おとしもの、ひろーってあげましょ
いちまい、にーまい、さんまい、よんまい・・・ ♪
そのうたをすべりだいのうえであおい帽子が聴いていました。

~お・し・まい~

お話ぐるりんりんとひとめぐり
~(青い帽子)~(おむすび)~(おむすび屋さん)~(くまの家族のお風呂)~(わにの背中で)~(わに泳ぎ)~(電車ごっこ)~(おおなわとび)~(青い帽子)                  


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by 09donpo11 | 2014-07-03 00:00 | ばぶさん童話 | Comments(0)

ばぶさん童話 お話ぐるりんりん (でんしゃごっこ)

☆年少組を対象に書きました。8つの独立した短いお話が次のお話へとバトンタッチしていく循環童話集です。

でんしゃごっこ

わにのワニイから泳ぎ方を教えてもらった黒猫のミャーと
白ウサギのピョン。
川の中をどこからどこまでも『わに泳ぎ』ですーいすーいと
思いのままに泳ぎまくりました。
たっぷりと川遊びを愉しんだのですっかりお腹がすきました。
それぞれお家に帰ってお昼ご飯を食べることにしました。
「ワニイ、ありがとう。またいっしょにかわあそびしようね。ばいばい。」
お家に帰る途中の道で
「あ、いいものみーつけた。すてきなものつくっちゃおう。」
「なんだいピョンちゃん?なわとびロープの長いのみたいなひもだね。」
「ほら、こうしてはじっことはじっこをむすぶでしょ・・・。そうするとぉ・・・」
「わかった。でんしゃだ」
「ピンポーン、そのとおり。おうちまででんしゃごっこしてかえりましょう」
さっそく電車に乗り込むと二人は声をそろえて言いました。
「おうちにむかって、でんしゃ、しゅっぱーつ。
がたんがたぁ~~ん、がたんがたぁ~~ん」
ところが電車はちっとも前に向かって進みません。
「がたんがたぁ~~ん、がたんがたぁ~~ん」
「ミャーくん。ちゃんとひっぱっている?」
「ひっぱっているさ。ピョンちゃんこそ・・・ちゃんとひっぱっているかい?」
「ひっぱっているわよ。
がたんがたぁ~~ん、がたんがたぁ~~ん
ミャーくんもっとちからだしてよ。 う~~ん、う~~ん。」
ピョンちゃんが力を出すとミャーくんの足が
ずるずるっと後ろに滑りました。
「れれれぇ。よおおーし。がんばるぞぉ。
がたんがたぁ~~ん、がたんがたぁ~~ん。
むんむんむんむんむううん。」
ミャーくんがもっと力を出すと、こんどはピョンちゃんの足の裏が
ずるずるっと後ろに滑りました。
「がたんがたぁ~~ん、・・・う~~んう~~ん」
「がたんがたぁ~~ん、・・・むんむんむ~~ん」
電車はちょっと前に進んだかと思うとずるずる。
またちょっと前に進んだかと思うとずるずる。
「ぜは、ぜはぁ、このでんしゃ・・・、なんかへんよ。」
「あへ、あへぇ、ちょっと…しらべてみよう。」
ミャーくんとピョンちゃんは自分の後ろをちらっと振り向きました。
その途端、ごっつ~~ん。
「あいたたたった」
「あれぇ、ピョンちゃんもしかうんてんしゅ?」
「そうよ、ミャーくんはなあに?」
「もちろんぼくはうんてんしゅ」
「あはははは。ふたりしてうんてんしゅだったからちっともうごかなかったんだ」
「じゃんけんでうんてんしゅをきめよう。
とちゅうでこうたいしながらいこうよ」
「うん、そうしよう。」
「じゃん・けん・ぽん!
あいこでしょ。あいこでしょ。」
ふたりの仲良し電車はお家に向かってしゅっぱーつ・進行。
今日のお昼ご飯は何でしょうね?

                         ~お・し・まい~

お話ぐるりんりんとひとめぐり
~(青い帽子)~(おむすび)~(おむすび屋さん)~(くまの家族のお風呂)~(わにの背中で)~(わに泳ぎ)~(電車ごっこ)~(おおなわとび)~(青い帽子)


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by 09donpo11 | 2014-07-01 00:01 | ばぶさん童話 | Comments(1)

ばぶさん童話 お話ぐるりんりん (わにおよぎ)

☆年少組向けの8つの独立したお話。(満3歳~4歳くらいのお子さん向けのお話です。)
お話とお話がバトンタッチしてその次のお話へと繋がり一周します。
お父さんお母さんやおじいちゃんおばあちゃんが声に出してお子さんに読んであげてください。  
わにおよぎ

ある日ワニのワニイが気持ちよさそうに川を泳いでいました。
ワニイは自分でもうっとりするほど泳ぐのが上手でした。
あんまりうっとりして眠くなり、居眠りしたまま泳ぎました。
居眠りしていても上手に泳げるのです。


ごっつん。
ワニはボートにぶつかりました。
「いててて」とめをあけると
ぐらぐら揺れているボートには
黒猫のミャーと白ウサギのピョンが乗っていました。
「あぶないじゃないかワニイ」
「こわいじゃないのワニイ」

「いやあぁ、ごめんごめん」
「こんどからきをつけてよ」
ワニイは後ろ脚だけで立ち泳ぎをして
頭の先から胸まで水の上にのりだして
「はい、きをつけます。ごめんなさい。」
ぺこりとおじぎしました。


ミャーとピョンはまたボートを漕ぎだしました。
ワニイはボートと並んで泳ぎながら
「なかなか上手にボートがこげるじゃないか」
「だっていっぱいれんしゅうしたんだもの」
「だからこんなにじょうずになったんだよ」


なるほど、なるほど。それじゃあ
こんどは川の中にはいっておよいでみないかい?
きもちいいぜ」
「だってあたしたち・・・ねぇ~。」
「そうだよぼくたち・・・なぁ~。」
「だってってどうなのさ?」
「だぁ~て。」
「だぁ~って、なんなのさ?」
「およげないんだもの」

「わっはっはっはっはぁはあ」
ワニイは大きな口をあけて大笑いしました。

「よっしゃぁ。おいらがおよぎかたをおしえてやるよ」

ワニイはボートを川原に押し上げるといいました。

「おいらのまねっこでっきるっかな?
まずは、ワニワニたいそうーっ。
わにわにさんしぃ、わにわにさんしぃ…」
みゃーとぴょんはワニイのまねをしました。
ワニイは川原の砂の上に腹ばいになると
せなかをくねくね
おしりをふりふり
あしをもにょもにょかきかき しました。
ミャーとピョンはワニイのまねそっくりに体を動かしました。


「はーい、そのまま、そのままぁ、すなのうえをもぞもぞぉお。
かわのなかにちゃぽん。すーいすーいすーい」
みゃーとぴょんはワニイとおんなじように砂の上を
もぞもぞ、
川の中へちゃぽんとはいりました。


するとどうでしょう。
みゃーもぴょんもすーいすーいすーい。実に見事なワニ泳ぎです。
さんびきは川の中をあっちへす―いす―い
こっちへすーいすーいと泳いで遊びました。

~お・し・まい~

お話ぐるりんりんとひとめぐり
~(青い帽子)~(おむすび)~(おむすび屋さん)~(くまの家族のお風呂)~(わにの背中で)~(わに泳ぎ)~(電車ごっこ)~(おおなわとび)~(青い帽子)                


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by 09donpo11 | 2014-06-30 00:02 | ばぶさん童話 | Comments(2)

ばぶさん童話 お話ぐるりんりん (わにの背中で)

☆年少組向けの8つの独立したお話。(満3歳~4歳くらいのお子さん向けのお話です。)
お話とお話がバトンタッチしてその次のお話へと繋がり一周します。
お父さんお母さんやおじいちゃんおばあちゃんが声に出してお子さんに読んであげてください。

わにの背中で  

熊の家族が大笑いをしたので、
河原でひなたぼっこをしていたネボスケわにが目を覚ましました。
そして、大きなあくびをひとつしました。
「ふぁ~~~~あああ」


「あら、わにさん。
おくばのところになにかはさまっているよ」
「そうなんだよ、
これがとれなくてもう一週間も前から痛いんだ」


「どれどれ、わたしが取ってあげよう」
熊のお父さんが自慢の長い爪でそれをさっさっさっととりました。
それはお魚の骨でした。

「くまさんありがとう。すっかり痛みがなくなった。」
「どういたしまして。
わにさんちょっとお願いがあるんですがなぁ、
あなたの背中を貸してくれますか?」
「どうかしましたか?」
「ちょっと背中がかゆくてね、
あなたの背中のいぼいぼでこすらせてください」
「おやすいごようだ。さあどうぞ」


熊のお父さんはわにの背中にごろりと寝転がると
背中をもぞもぞうごかしました。
「いやあ、きもちい~い。
わにさんの背中のいぼいぼですっかり痒みがとれました。
ありがとう。」


熊のお父さんが起き上がると、
なんと、わにさんの背中はピカピカに光っていました。
なぜかというと熊さんの毛皮で背中のいぼいぼが
すみからすみまですっかり磨きあげられていたのです。 

わにさんはちらりと水鏡に映すと、 
「うっひょっひょっひょひょう~。
まるで新品だね。
私の背中もなかなかステキなもんだ。
今日からこの背中をもっと大事にしよう」


ワニは背中を右にひねったり左にひねったりして
何度も水鏡を覗き込みました。
しばらくうっとり見とれていましたが、
うんうんとうなずくと言いました。

「やあ、こちらこそありがとう。
おれいに子どもたちに水の中を案内してあげよう。
さあ、私の背中にお乗りなさいな。」
「わーい、わーい」

熊のお兄ちゃんとお姉ちゃんと、赤ちゃんの三匹は
わにさんの背中に乗りました。

「さあ、落っこちないように
私の背中のいぼいぼにしっかりつかまっておいで」
わにさんは水の浅い処から深いところまで
あっちもこっちも連れてってくれました。
ゆっくり泳いだり、超スピードで泳いだり、
楽しく楽しく泳ぎまくってくれました。


やがて夕方になりカラスが「かあかあ」と鳴いたので
熊の家族はお家に帰ることにしました。
「ばいばいわにさん」
「さよならくまさん」

                     ~お・し・まい~

お話ぐるりんりんとひとめぐり
~(青い帽子)~(おむすび)~(おむすび屋さん)~(くまの家族のお風呂)~(わにの背中で)~(わに泳ぎ)~(電車ごっこ)~(おおなわとび)~(青い帽子)                  


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by 09donpo11 | 2014-06-29 00:04 | ばぶさん童話 | Comments(0)

ばぶさん童話 お話ぐるりんりん (熊の家族のお風呂)

☆年少組向けの8つの独立したお話。(満3歳~4歳くらいのお子さん向けのお話です。)
お話とお話がバトンタッチしてその次のお話へと繋がり一周します。
お父さんお母さんやおじいちゃんおばあちゃんが声に出してお子さんに読んであげてください。

くまの家族のおふろ  

くまの家族が温泉旅行にやってきました。
山道を登って、ブナの林のトンネルを抜けて
小さな坂を下って登ってまた登って見晴らし峠に出ました。
「ちょっとひとやすみしよう」
爽やかな風も山道を登って来て熊の家族の間を
そよそよそよと吹き抜けていきます。
天気も良くて、遠くの遠くまでよく見えます。
「うわぁ~~いいながめ」
胸いっぱいにおいしい空気を吸うとまた出発です。
山道を下って、ささやぶを抜けて
小さな坂を登って下ってまた下って谷までいくと沢の水の音が
「さあ、さわ、さあ、こっちですよ。」と聞こえてきました。
一本橋を渡って河原に着くとごろごろ大岩小岩の間に
おめあての温泉がありました。
「さあ、おふろにはいるぞ」
一番最初に来たのは くまのおとうさん。
「あっついかな、ぬるいっかな」
くまのおとうさんはうしろあしでお湯をかきまぜました。
ぐるぐるぐる ぐるぐるぐる
「あつくもないし、ぬるくもない。ちょうどいいゆかげんだ」

つぎにやってきたのは くまのおかあさん。
「あついかしら、ぬるいかしら」
くまのおかあさんはまえあしでお湯をかきまぜました。
ぐるぐるぐる ぐるぐるぐる
「あつくもないし、ぬるくもないわ。ちょうどいいゆかげんね」

つぎにやってきたのはくまのおにいちゃん。
「あっついっかな、ぬるいっかな」
頭のいいおにいちゃんは頭でお湯をかきまぜました。
ぐるぐるぐる ぐるぐるぐる
かきまぜすぎてちょっと目が回りましたが
「あつくもないし、ぬるくもない。ぼくにぴったりだ」

そのつぎにやってきたのはくまのおねえちゃん。
「あっついっかな、ぬるいっかな」
おしゃれなおねえちゃんはくるりとうしろをむくと
みじかいしっぽのさきでお湯をかきまぜました。
ぐるぐるぐる ぐるぐるぐる
「あつくもないし、ぬるくもない。あたしにぴったり」

つぎにやってきたのはくまのぼうや。
「あっついか ぬるいっか どぉ~っちだ?」
といいながらいきなりお湯に飛び込んで
ばちゃばちゃばちゃ ばちゃばちゃばちゃっと
お湯の中で おおあばれ。
おとうさんにも おかあさんにも
おにいちゃんにも おねえちゃんにも 
お湯のしぶきがばちゃばちゃかかりました。
みんなで「わっはっはっ」とおお笑いしました。

             
                  ~お・し・まい~

お話ぐるりんりんとひとめぐり
~(青い帽子)~(おむすび)~(おむすび屋さん)~(くまの家族のお風呂)~(わにの背中で)~(わに泳ぎ)~(電車ごっこ)~(おおなわとび)~(青い帽子)     


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by 09donpo11 | 2014-06-28 00:01 | ばぶさん童話 | Comments(0)

ばぶさん童話 お話ぐるりんりん (おむすび屋さん)

☆年少組向けの8つの独立したお話。(満3歳~4歳くらいのお子さん向けのお話です。)
お話とお話がバトンタッチしてその次のお話へと繋がり一周します。
お父さんお母さんやおじいちゃんおばあちゃんが声に出してお子さんに読んであげてください。

 

  おむすび屋さん 

すっかりおむすびづくりが上手になったミギー坊やとダリーちゃんです。
さっさか さくさく くいっくいっくいっ ぽん
きゅっきゅきゅ きゅらきゅきゅ むんぎゅむんぎゅ ほい

たんぽぽのはっぱでくるんだおむすび
ハルジョオンの花をおしゃれに飾ったおむすび

大きなおむすび
中くらいのおむすび
小さなおむすび
もっと小さなおむすび
もっともっと小さなおむすび

まん丸なおむすび
三角のおむすび
てんとう虫が止まりに来たおむすび
ダンゴムシがよじ登ろうとしているおむすび

お砂場の囲いの額縁の上におむすびを並べていきます。
あっという間に端から端までおむすびが並びました。
まるでおむすびたちのパレードみたいに賑やかです。

「さあ、じゅんびおっけー」
ミギー坊やとダリーちゃんはおむすび屋さんになりました。
「いらっしゃーい、いらっしゃーい。おいしいおむすびですよ」
「いろいろなおむすびがありますよ。おむすびはいかですか」

そこへ熊の五人家族がやってきました。
「あらまあパパ、おむすびやさんだわ。買いましょうか」
「そうだねママ。みんなでおむすびを食べよう。」
「おなかぺこぺこ」
「わーい、おむすびだ、おむすびだ」
「たべたい、たべたい」
五人家族は声をそろえて言いました。
「くださいな」

「いらっしゃいませ。どれがいいですか?」
お兄ちゃんが元気に言いました。
「ぼくはうめぼしおむすび」
おしゃれなお姉ちゃんは
「あたしはねぇ…こんぶおむすびがいい」
ちびちゃんは
「たらとおむちゅびがいい」

優しいママが言いました。
「わたしはおかかおむすびとシャケおむすびを下さいな」

太っちょパパが言いました。
「ねぎみそおむすびと、めんたいこおむすびと、
それから、ピリカラ高菜おむすびを下さいな」

「ピリカラ高菜おむすびはうりきれでーす」
「それじゃあ、キムチおむすび」
「キムチおむすびもうりきれでーす」
「それじゃあじゃあ、ピリカラ肉そぼろおむすび」
「ピリカラにくそぼろおむすびもうりきれでーす」
「じゃあじゃあじゃ…あとなにがありますか?」
「ピリピリカラカラしょうがおむすびならありまーす」
「じゃあそれみっつ」

「パパ、買いすぎです」とママが言いました。
「じゃあそれ二つ」

「パパ、食べすぎでーす」とこどもたちがいいました。
「とほほ、じゃあそれ一個ください」
「いった だっき まーす」   
            
                   ~お・し・まい~

お話ぐるりんりんとひとめぐり
~(青い帽子)~(おむすび)~(おむすび屋さん)~(くまの家族のお風呂)~(わにの背中で)~(わに泳ぎ)~(電車ごっこ)~(おおなわとび)~(青い帽子)                   


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by 09donpo11 | 2014-06-27 00:04 | ばぶさん童話 | Comments(0)