ラブリーバブリー ポエポエポエム その2 「なつやすみ」「あしあと」
なつやすみ
あかさた なんだか 夏休み
はまやら わにが 水着着て
いきしち にっこり 海水浴
ひみいり 家からボート漕ぎ
うくすつ ぬーらりくーらり ぷかぷかぷかと
ふむゆる 海と空との間には 入道雲が もくもくと
えけせて ねぼけて おおあくび
へめえれ 絵日記書き終えた?
おこそと のんびり考え中
ほもよろ をっと できました
あかさた なまけた 夏休み
はまやら わたしが わるかった
いきしち にっこりほほえんで
ひみいり いまから しんけんに
うくすつ ぬかりはなーいさと
ふむゆる うそぶきうそぶいて
えけせて ねぼけた よまいごと
へめえれ えっ だからいったじゃない
おこそと のんきじゃだめじゃんと
ほもよろ をちゃんとおやんなさい
あしあと
足跡 記念に「ペタリン」
掠らないように踵のほうからゆっくりゆっくり爪先まで。
かかとが言いました。
あれ、僕の足の裏ってこんなに大きかったんだ。
つまさきが返事します。
そうだよ、よろしくね。
ふたりの会話に真ん中で つちふまずが声をおさえて
く く く くっ くぅ って笑いました。
下駄箱の上でスニーカーが
みんなぁ、散歩にいかないかぁあ~~い? って誘いました。