楽しく暮らす心持ちの置き場
現代人の生活、人間社会はどうしたってストレスはたまるもの。
だからストレスが心の底に沈殿したり溜まったりしないような心持ちの置き方、の知恵を大切にしています。
こうありたいなという希望と、このようなのは嫌だなという敬遠を前提にして、心持のありかを探しています。
言葉を荒げ、目を三角にしていがみ合い罵り合うような暮らしはしたくありません。
事は考えようによって見え方が違ってくるものです。
最近自分なりに発見した知恵をここで改めて2つ程紹介します。
①『必要は発明の母、ならば、失望は希望の父親(⁉)』
②『夏蒸し暑く冬底冷える自分の居住空間は「寒冷地仕様」になっているのだ』
この二つの捉え方をできるようになってでずいぶん楽に暮らせています。
さて、もっとさかのぼります。
「(人は)『か・き・く・け・こ』で暮らすと幸せな心持で暮らせる」当時友人から教わった言葉の内容はだいたいこんなものでした。
か…観察する
き・・・興味を持つ
く・・・工夫する
け・・・研究する
こ・・・恋をする
この知恵と出会ったのは今からもう何年前だかわかりません。そして誰かの説の又聞きのそのまた又聞きなので由緒来歴は解りません。
なるほどとこの視点と態度に共感しましたので以来四半世紀、自分なりにさらに言葉を拾い出して膨らませて暮らしています。
か・・・観察、感動、感激、観劇、関心を持つ
き・・・興味、共感、共生、共同、協調、
く…工夫、苦労、苦心、苦学、繰り返し、
け・・・研究、献身、謙虚、敬虔、稽古
こ・・・恋、恋心、恋人、好感、声掛け、
100人のお友達がそれぞれの感性や視点から紡ぎ出していったらどれほどたくさんの言葉と出会えることでしょう。それをみんなで持ち寄ったら私たちの暮らしはどんなに心豊かになるでしょう。単なる言葉あそびではなく、自分なりの言葉を拾い出し紡ぎ出して暮らしていくということは『自分という付加価値』を広げ膨らませ極めていく創造的な行為なのです。
くじけそうになる時、背中をちょっと押してくれて、自分を励まし、慰め、元気づけてくれる言葉です。
この青空の下で「この指と~ま~れ」と呼びかけます。